最強グラフィックボード ELSA GLADIAC GTX 580
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グラフィックボードを購入する際には、メモリの量や規格が気になると思います。 まずは、グラフィックボードのメモリについて簡単に説明します。 メモリの「GDDR5」とは、AMDによって開発されたビデオカード用のメモリ技術です。 規格上「GDDR3、GDDR4」の後継モデルとされています。 GDDR5のデータ転送速度は、理論上でGDDR3の約5倍、GDDR4の約4倍となっています。 GDDR4の時代は短く、GDDR4が搭載されている製品は少ないです。 市場に出回っている製品においては、GDDR3の次世代はGDDR5と考えても問題ないでしょう。
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■ELSA GLADIAC GTX 580(デスクトップパソコン向け)
デスクトップパソコン向けの最強グラフィックボードは、「ELSA GLADIAC GTX 580」でしょう。 2010年11月9日に「GeForce GTX 580」が発売されました。 「GDDR5メモリ」を1.5GB搭載しており、「NVIDIA GeForce GTX 580」を搭載することでDirectX 11に対応してます。 GDDR5はGDDR3と比較するとメモリアクセスが高速になり、パフォーマンスが飛躍的に向上してます。 最大解像度2560x1600のデュアルリンク出力、及びHDCPに対応したDVI-Iコネクタが2基搭載されています。 また、Mini HDMI出力コネクタを搭載しており、HDMI端子を搭載した液晶TVやモニタへ映像と音声の出力も可能となっています。 なお、最大消費電力は244Wとなっており200W超の高い電力を必要とします。
ハイスペックのグラフィックボードは消費電力が高く、発熱量も多くなりやすいので熱や冷却音の管理が難しいです。 ELSAの製品情報をみてみると、「大型2スロットサイズの高性能ファンと、超高速駆動するGDDR5メモリを1.5GB搭載した次世代のウルトラハイエンドグラフィックスボードです。」とあります。 「ウルトラハイエンドグラフィックスボード」とは何かよく分かりませんが、とにかく「すごい」ことだけは、なんとなく伝わりますね。
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■ELSA NVIDIA Quadro 5000(ワークステーション向け)
プロフェッショナル向けの最強グラフィックボードとして、「ELSA NVIDIA Quadro 5000」を紹介します。 2010/08/12に「NVIDIA Quadro 5000」が発売されました。 特筆すべきは、「GPU Quadro 5000」を搭載することでOpenGL 4及びDirectX 11に対応していること、「GDDR5メモリ」を2.5GB搭載していることで、パフォーマンスが飛躍的に向上していることです。 「ELSA NVIDIA Quadro 5000」より前に発売された「NVIDIA Quadro FX 5800」と比較すると、メモリ量が「4GB」から「2.5GB」に減少していますが「GDDR3から「GDDR5」になっています。
ELSAの製品情報を調べてみると、「NVIDIA Quadro 5000はCAD、デジタルコンテンツ制作、及びビジュアライゼーションアプリケーションを強力にサポートするウルトラハイエンドグラフィックスソリューションです。」とありました。 「ウルトラハイエンドグラフィックスソリューション」とは何かよく分かりませんが、とにかく「すごい」ことだけは、なんとなく伝わりますね。 また、ELSAの製品仕様には最大消費電力151.7Wとありました。 デスクトップパソコン向けのグラフィックボードでは、最大消費電力が200Wを超える製品もあります。 最大消費電力を調べた結果、想像よりかなり低いので驚きました。