最強グラフィックカード MSI N590GTX-P3D3GD5

• ※さらにハイスペックなグラフィックカードが新登場したため、この記事の情報は更新されています。最新情報は「最強ハイスペックPC情報」より、ご確認いただけます。

• ■グラフィックカード用のメモリGDDRについて

  グラフィックカードを購入する際には、メモリの量や規格が気になると思います。 まずは、グラフィックカードのメモリについて簡単に説明します。 メモリの「GDDR5」とは、AMDによって開発されたグラフィックカード用のメモリ技術です。 規格上「GDDR3、GDDR4」の後継モデルとされています。 GDDR5のデータ転送速度は、理論上でGDDR3の約5倍、GDDR4の約4倍となっています。 GDDR4の時代は短く、GDDR4が搭載されている製品は少ないです。 市場に出回っている製品においては、GDDR3の次世代はGDDR5と考えても問題ないでしょう。

  
  

  ■MSI N590GTX-P3D3GD5

  2011年3月24日にNVIDIAからデュアルGPUソリューション「GeForce GTX 590」が発表されました。 GeForce GTX590は2つのGPUを組み合わせたデュアル構成である点が最大の特徴です。
  
  2011年4月6日時点のデスクトップパソコン向けの最強グラフィックカードは、「MSI N590GTX-P3D3GD5」でしょう。 N590GTX-P3D3GD5は、NVIDIA GeForce GTX590を採用した最高級クラスのグラフィックスカードです。 「N590GTX-P3D3GD5」1枚で2WAY-SLI環境を構築することができます。
  
  搭載されている2基のGPUそれぞれが1536MB（計3GB）のGDDR5メモリを利用できる仕様になっています。 GTX580は40nmプロセスで製造され、1つのGPUにつき512ユニット、合計1024ユニットのCUDAコアを内蔵してます。 CUDAテクノロジに対応したソフトウェアを使用すれば、エンコードなどの処理において、CPUの負担を減らしながら且つ高速に処理を行うことが可能です。
  
  なお、最大消費電力は365Wとなっており350W超の高い電力を必要とします。 余裕をみるとグラフィックカードだけで400W前後の安定した電力が必要でしょう。

  
  

  ■MSI N590GTX-P3D3GD5の詳細仕様

  型番		N590GTX-P3D3GD5
  GPU	プロセッサ	NVIDIA® GeForce® GTX590
  	CUDAコアプロセッサ数	1024ユニット
  	コアクロック	607MHz
  	プロセッサクロック	1215MHz
  メモリ	メモリ規格	GDDR5 SDRAM
  	メモリ容量	3072MB
  	メモリクロック	3414MHz
  	メモリバス幅	384bit×デュアル
  出力系統		DVI-I×3、mini DisplayPort×1
  バス		PCI Express ｘ16（Gen.2.0準拠）
  対応API		DirectX11 / OpenGL 4.1
  SLI		○
  PhysX		○
  HDCP		○
  認証		RoHS / CE / FCC / VCCI / DDC2B
  最大消費電力		365W
  補助電源コネクタ		PCI Express 8ピン ×2
  対応OS		Windows XP (32bit / 64bit) Windows Vista (32bit / 64bit) Windows 7 (32bit / 64bit) ※最新のService Packを適用する必要あり
  外形寸法		280x111x38mm （ブラケット／突起物含まず）
  付属品	ドライバCD	1
  	DVI→D-Sub 15ピン変換アダプタ	1
  	補助電源コネクタ変換ケーブル	2