ウイルスバスター2012 クラウド
-
レンドマイクロの新製品、ウイルスバスター2012 クラウドは、ウイルスのみならず個人情報を盗むスパイウェア、フィッシング詐欺、個人情報漏洩などを防ぐことが出来るインターネットセキュリティスイートです。
ウイルスバスター2012 クラウドでは、従来のWeb評価機能、フィルタリング機能がさらにパワーアップしてます。 mixi、facebookのみならず、日本のSNSでは最大級のユーザ数であるTwitterにも対応してます。 SNS上のURLの安全性を色で識別できるから、安全なリンクかどうかが判断しやすいのが特徴です。
新機能1.SNSプロテクション
人気ソーシャルネットワークサービス(mixi、Twitter、Facebook)内のURLの安全性を判定し、アイコンと色別に表示します。
新機能2.コンピュータの使用時間制限機能
ユーザーアカウント単位で使用時間を制限することができます。
新機能3.自動シャットダウン
ウイルス検索終了後に、異常が無ければ自動的にPCの電源を落とします。
ウイルスバスター2012 クラウド の機能と特徴
-
リアルタイム&手動検索
2011以前、従来からの機能ですが、定義ファイルを毎回ダウンロードするのではなく、ハッシュデータをクラウドへ送って検査するように改良されています。システムに常駐し、ウイルス・スパイウェア等への感染を防止します。
メール検索
送受信メールに対してのウイルス検索機能です。Webメールやメッセンジャーの送受信メールに対するウイルス検索も可能です。
ファイアウォールチューナー
Windows ファイアウォールのアドオンとして登録され、IDS(不正侵入防止機能)を追加します。外部への通信を監視する機能はありません。
個人情報漏洩防止
ネット詐欺や架空請求詐欺につながる個人情報の漏洩を防止するための専用の項目があり、そこに流出させたくない物の名前や番号を入力することで、その危険からクレジットカード番号や電話番号、パスワードなどの個人情報を守ります。
無線LANパトロール
公衆無線LANの安全性を確認し、偽の公衆無線LANに接続した際に警告を表示します。
URLフィルタリング
有害サイトを遮断する機能です。あらかじめ指定されたカテゴリ(フィッシング詐欺、スパイウェア、アダルト・成人向け、違法行為等25種類)の中から禁止したいカテゴリを選んでそれらのサイトを遮断したり、特定のURLを許可設定(ホワイトリスト)または禁止設定(ブラックリスト)することが可能です。なお、ホワイトリスト登録されたURLに対しては禁止カテゴリに該当しても遮断されません。クラウドベースの「Webレピュテーション(サイト評価)」を使用してます。
WEBアクセス時間制限機能
特定の曜日・時間を指定して、インターネットへのアクセスを制限(禁止)する機能です。お子さんがいるご家庭などで、親と子供などユーザー毎に制限設定をすることが可能です。
迷惑メール対策
一方的な広告等、迷惑メールやフィッシング詐欺の疑いのあるメールを受信した場合は該当メールを自動的に迷惑メールフォルダへ移動します。また、言語別に迷惑メール設定することも可能です。
システムチューナー
一時ファイルなどを削除するなど、システムを最適化する機能です。
SNSプロテクション
2012からの新機能です。人気ソーシャルネットワークサービス(mixi、Twitter、Facebook)内のURLの安全性を判定し、アイコンと色別に表示します。危険なWebサイトはWebレピュテーション技術でブロックします。ショートURLにも対応してます。
パソコン自動シャットダウン
2012からの新機能です。ウイルス検索終了後に、異常が無ければ自動的にパソコンの電源を切ります。
コンピュータの使用時間制限機能
2012からの新機能です。ユーザーアカウント単位で使用時間を制限することができます。
ウイルスバスター2012 クラウド の評価、レビュー
-
安定性と軽快性が向上
重い、遅い、と悪い評判もあるウイルスバスターですが、ウイルスバスター2012 クラウドからは安定性と軽快性が飛躍的に向上してます。 これは、ウイルスバスター2011以降はプログラムが書き直され、2010以前とは異なる製品仕様になっているためです。 クラウド対応の最新技術「スマートスキャン」の導入により、パソコン本体に保存する脅威を検知するための情報を最小限にとどめることで、パソコン使用中に体感する「重さ」を大幅に軽減することにより、「軽快な操作性」を実現してます。 かなり前のバージョンだと、低スペックパソコンでウイルスバスターを動作させると、PCがフリーズしたり、落ちたりすることがありましたが、ウイルスバスター2012 クラウドではその様なことは1回もありませんでした。 安定性と軽快性の評判は上々です。
日本国内での知名度は高い
トレンドマイクロは、GfK Japanが実施する「GfK Certified」において、パソコン 用ソフトで2010年のメーカ別販売本数が No.1であることを認定されました。 また、全国の有力家電量販店の売上データにお いて、パソコン関連・デジタル家電関連 製品の年間(1月〜12月)販売本数第1位 のベンダーを表彰するBCN AWARD 2011 でトレンドマイクロがセキュリティソフ トウェア部門販売本数で最優秀賞を受賞しました。 企業の認知度も極めて高く、多数の企業が採用しているセキュリティソフトです。
ファイアウォール機能
少し残念なのが、ウイルスバスター 2011と同様で、2012もファイアウォール機能は削除されたままになっていることです。 ウイルスバスター2011 クラウド からは、クラウドコンピューティングを利用してウィルスパターンファイルの大半をトレンドマイクロ社のサーバーに置き、パソコンへの負荷を低減するスマートスキャン機能を採用してます。 それに伴い、プログラムがゼロから書き直され、パーソナルファイアウォールなどの一部の機能が削除されてしまいました。
PC初心者向けのセキュリティソフト
パソコン初心者でも操作しやすい分かりやすいユーザーインターフェースになっています。 操作しやすいですが、インストールしておけば基本的に何もしなくてもOKです。 多機能ですが、細かいことは考えないで使うことができます。 一元管理されており、ウイルス対策ソフトの設定をごちゃごちゃいじる必要がない企業のパソコンに採用されているのは、全てオートでやってくれることも理由のひとつです。
ウイルスバスターは、セキュリティソフトとしては低価格な部類で、ダウンロード3年版はパソコン3台までのインストールが可能で1万円未満の価格設定です。 購入するならダウンロード3年版がお得です。 体験版もあります。