ハードディスクの取り付け、交換
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ハードディスクドライブ(HDD)を取り扱う際には、衝撃をあたえたり磁気を近づけたりしないようにしてください。 HDDに衝撃をあたえるとHDD内部の円盤や磁気ヘッドに負荷がかかり、HDDが故障する原因となります。 また、HDDに磁気を近づけたりするとHDD内部の磁気を帯びた円盤や磁気ヘッドに悪影響を及ぼす可能性があります。
内蔵HDDを購入してもPCケースに取り付けるためのネジは付属していません。 PCケースに内蔵HDDを取り付けるには、別途ネジが必要となります。
マザーボードをPCケースに固定すると、HDDの取り付けが困難になることがあります。 HDDを含めてドライブ関係は、マザーボードをPCケースに固定する前に、取り付けてしまうことをおすすめします。
IDE対応(古い)のHDDでは、マスターとスレーブを設定する必要があります。 HDDのジャンパーピンを設定してから、HDDをPCケースに取り付けてください。 データケーブルの接続もシリアルATAのHDDとは異なりますので、分からない方は「配線接続」をご覧ください。
なお、シリアルATA対応のHDDをご利用の方は、当ページ下段に掲載しているマスターとスレーブの設定は必要ありません。
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■HDDの取り付け(増設)・交換
HDDをパソコンケースの内側から設置してネジで固定します。 右に掲載しているHDDの写真は、IDE(パラレルATA)対応のHDDですが、シリアルATA対応のHDDでも取り付け方は同様です。
HDDの取り付け
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■ジャンパーピンの設定(IDE対応HDDのみ必要)
IDE対応HDDの表面には、ジャンパーピンの設定方法が明記されています。 メーカーによって異なり、ジャンパーピンを設定する位置が異なりますので、HDDの表面を確認してください。 英語表記ですが、図をみれば分かると思います。
IDE対応HDDの表面
ジャンパーピンのカバー(写真では白)を付けたり外したりすることで、マスターとスレーブを設定します。 なお、IDE対応のHDDを1つだけ取り付ける場合は、必ずマスターに設定してください。 2つの場合は、マスターとスレーブに設定します。
ジャンパーピンの設定
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次は、マザーボードをPCケースに取り付けます。
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