オーバークロックの説明 メリットとリスク
-
そもそもクロックとは？
CPUやメモリなどが、1秒間に発振する（電圧の最大値と最小値を繰り返す）回数をクロック周波数といいます。 CPUを調べると「Core i7 3.40GHz」などといった表示を見かけることがあると思います。 この”3.40GHz”がクロック（周波数）となります。 この値が大きければ大きいほどそのコンピュータの処理速度が速いということを意味します。 細かいことはともかく、○○GHzの数値が高いほど、高性能だと覚えておくとよいでしょう。
オーバークロックとは？
CPUやメモリなどのPCパーツには、それぞれ標準でクロックが設定されてます。 設定を超える高いクロックでCPUやメモリ、GPUを動作させることを『オーバークロック』といいます。 例えば 2GHzで動作しているCPUやGPUを50％アップしたクロック（オーバークロック）で動作させれば3GHzで動作する事になります。 クロックは、大きければ大きいほどそのコンピュータの処理速度が速いことを意味しますので、オーバークロックすることで処理能力が向上したと言えます。
オーバークロックするリスク
定格とは違う速度で動作させることは、CPUやメモリに限らずマザーボードなどにも負担がかかり、パーツを破損させる、パソコンの寿命を縮める等のリスクがあります。 オーバークロックを成功させる上で重要なのは電源の容量です。 クロック周波数の増加は消費電力の増加と、発熱の増加に直結します。 したがって、定格で用いるよりも少し高めの電圧をCPUに供給しなければならない場合が一般的です。 しかし、そのことが発熱を増やし、安定度を失うことにもつながるため、バランスが非常に難しいのです。 万一、オーバークロックによってパソコンが故障しても保証の対象外とする店舗やメーカーが多いため、実行する場合は自己責任で行うケースがほとんどです。
オーバークロック設定方法
オーバークロックは、主にBIOS上で各パーツの動作クロックの設定を行うことが多いですが、最近ではオーバークロック設定用のソフトウェアも登場し、以前よりもオーバークロックの間口が広がってきています。 英語表記ですがフリーソフト『 ClockGen 』 や 日本語化されたオーバークロック設定用のソフトウェア 『 Precision 』 が有名です。 英語表記でもある程度の知識がある人なら、簡単にオーバークロックを設定できます。
オーバークロックの設定の適正範囲は、パーツ毎に異なります。 また、同じパーツでも相性や製造所などによってクロック周波数が若干異なるため、設定を微調整する必要があります。 ここではオーバークロックソフトの使い方は説明しません。 興味がある人はリスクを理解した上、自己責任で設定してみてください。
メーカー保証ありの Wオーバークロック ゲーミングパソコン
-
CPUとグラフィックスカードの二つをオーバークロックさせた最強モデル、間違いなく G-Tune で最速を誇る最高峰のパソコンです。 他メーカーと比較しても比類ない速さを実感できると思います。 出荷状態での使用であれば、通常のパソコンと同様の1年間の無償修理保証が付属します。
■おすすめ最速構成 （もっと低価格な構成も可能です）
Windows 7 Professional 64bit 正規版
Intel Core i7-3960X EE プロセッサー (定格4GHz/6コア,12スレッド)
DDR3 32GBメモリ
240GB SSD（ストライピング／120GBｘ2台）【RAID-0】
3TBハードディスク（データ用）
ブルーレイディスクドライブ
オーバークロック済 NVIDIA GeForce GTX580（2枚組）【SLI】
MASTERPIECE専用アルミケース【G-Tune ｘ Abee コラボ】
80Plus認定 1200W電源
マウスコンピューター特価（税込） 399,000円〜
CPUとグラフィックスカードのWオーバークロック
上記で説明したオーバークロックをCPUとグラフィックスカードの2つのパーツに設定してます。 もともと高性能なパーツを使用している上、性能をさらに引き出すめにオーバークロックしてます。 リンク先のマウスコンピューターでは、ベンチマーク結果も掲載されてるので一度みてみてください。
チューニング済みゲーミングモデルでありながら カスタマイズ自由
もちろんカスタマイズも自由にできます。 パーツのランクを下げてコストダウンするもよし、メンテナンスフリーの水冷クーラーを導入したり、ハードディスクを増設したりも自由にできます。 あと、オーバークロックを自由に設定できるソフトも付属してます。
オーバークロックモデルでありながら 1年間の動作保証が付属
一番のオススメポイントは、自己責任の世界だったオーバークロックモデルにも関わらず、1年間の無償修理保証が付属するということです。 箱だしの状態で無茶振りしなければ普通のパソコンと同じ保証が受けられます。 ただし、ツールでオーバークロックの設定を自分で変更した場合には、保証対象外になってしまうので、ご注意ください。
