「CHKDSKユーティリティを実行してください」が表示される
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ファイルまたはディレクトリが壊れており、読み取ることができません。
CHKDSKユーティリティを実行してください。
上記のエラーが表示されて、特定のファイルやフォルダにアクセスできなくなることがあります。 これは、メッセージのとおりファイル等が破損してしまったために発生しているエラーです。 パソコントラブル解決までの難易度もそれほど高くなく、簡単に解決できます。
「CHKDSKユーティリティを実行してください」とエラーメッセージが表示される原因は、ハードディスク劣化や故障による不良セクタの発生が考えられます。 おそらく原因のほとんどは、ハードディスクによるものでしょう。
エラーメッセージに表示されているとおり、CHKDSKユーティリティを実行すれば、ハードディスクにアクセスできるようになります。 当サイトの管理人もCHKDSKユーティリティを何度も実行していますが、ハードディスクデータのアクセスに成功してます。 CHKDSKユーティリティを実行したことで、データが消えたこともありません。
ただし、何事にも例外はあるということは念頭において実行するようにしてください。 ハードディスクが故障しかかっているときに、負担がかかることを実行するので、リスクがないわけではありません。 とても大切なデータは、アクセスできるうちに別ハードディスクにバックアップしておくことをおすすめします。
CHKDSKユーティリティを実行して、トラブルが解決しても一時的なものです。 ハードディスクの劣化や故障による不良セクタの発生がなくなったわけではありません。 ハードディスクにアクセスできる間にデータの引っ越しをすることをおすすめします。
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■CHKDSKユーティリティの実行
写真はWindows 7ですがWindows XPも同じ方法で実行できます。
コンピュータ > ハードディスク上で右クリック > プロパティを選択
ツールタブを開き、エラーチェックのチェックするをクリックします。
ディスクチェックのオプションが開きますので、「ファイルシステムエラーを自動的に修復する」と「不良セクターをスキャンし回復する」の両方を選択します。 すると、再起動したときにCHKDSKユーティリティが実行されます。
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■CHKDSKユーティリティの実行(コマンド)
スタート > すべてのプログラム > アクセサリ > コマンドプロンプトを実行します。
写真のように「chkdsk/F」と入力します。
システムドライブの場合、「次回のシステム再起動時に、このボリュームをチェックをスケジュールしますか?」ときいてきますので、「Y」を入力して「Enter」キーを押下します。 すると、再起動したときにCHKDSKユーティリティが実行されます。