「ディスクはフォーマットされていません」が表示される
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今まで使っていたハードディスクにアクセスしようとしたら、突然「ディスクはフォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」というメッセージが表示されることがあります。 突然変なメッセージが表示される上、ハードディスクへのアクセスが不能になってしまいます。 ここで「はい(Y)」ボタンをクリックしてしまうと、フォーマットされてしまい、救出・復元できたはずのデータも救出できなくなってしまいます。 必ず「いいえ(N)」ボタンをクリックするようにしてください。
このエラーは、内臓ハードディスクに限らず、外付けハードディスクやUSBメモリといった外部の記憶装置でも発生する可能性があります。 もちろん、コンピュータが指示する通りにフォーマットすれば、新たなパーティションとして使用可能ですが、記録していたデータは全て消えてしまいます。
「ディスクはフォーマットされていません」というエラーメッセージは、パーテーション情報が壊れてしまったときに出力されます。 パーテーション情報が壊れてしまったことが原因ですから、パーテーション情報を復元しないといけません。 しかし、自分でデータを復元しようとすることはおすすめしません。 特に、外付けハードディスクなどの外部メディアはさらにおすすめできません。 専門の知識を持っていない限り、データの救出は困難です。 データ復元を専門業者に依頼するならフォーマットしない、様々な復元方法を試さない方がよいです。
「専門業者に依頼するなら、はじめからインターネットで調べてないよ」という人には、データ復元ソフト「TestDisk」と「ファイナルデータ」を紹介します。
当サイトの管理人はファイナルデータを利用してパソコンのデータを復元したことが数回あります。 しかし、全てのデータが必ず復元できるわけではありません。 データ復元については自己責任で実施していただくようにお願い致します。
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■TestDisk
TestDiskは、MBR(マスターブートレコード)にあるパーティションテーブルが損傷した事が原因で、パーティションを認識できなくなってしまったときのリカバリソフトです。 ハードディスク上に点々と散在する残骸から、パーティションの位置・サイズ・種類などを拾い出す能力は、フリーソフトでありながら、市販のソフトを上回る能力を持っています。
TestDiskについては、外部サイト「TestDiskについて」をご覧ください。
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■ファイナルデータ
AOSテクノロジーズ株式会社の「ファイナルデータ」は、定番で人気の高いデータ復元ソフトです。 AOSテクノロジーズでは、Officeソフト、Mac、デジカメなど様々な電子機器のデータ復元ソフトを開発してます。 また、パソコンの廃棄やデータの引っ越しなどをサポートするソフトを開発してます。
ファイナルデータについては、外部サイト「AOSテクノロジーズ公式サイト」をご覧ください。